若さしか取り柄がない!

若さしか取り柄がない女子大生もとい社会人が、語ったりスベったりするブログ

1年半前の私に告ぐ

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昨日の記事で、かつて働いていたバイト先の社員(魔王)の精神攻撃により、あっという間にHPを削られて逃げ出した話を少し書いた。今回は、その続きをもう少し詳しく書きたいと思う。是非とも稲川淳二ボイスで脳内再生してほしい。

 

時は遡って、2015年の秋。昨日の記事にも書いたが、夏頃に始めたパン屋でのバイトの影響で、その時の私はかなり弱っていた。ある社員による精神攻撃の嵐は、わずか数か月で、私の精神を大いに侵食していたのである。地形でいうとカッパドキアの岩くらいには侵食されていたはずだ。あの社員の場合、情報商材でも売ったほうがパン屋よりずっと稼げると思う。 こんな感じで。

 

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さて、そんなプロ削り師によるダメ押しにより、私は自分が組織向きでないことをひしひしと実感していた。たぶんどんな組織も私のようなクズを欲しないだろうし、私ももうまっぴらだ。私が組織に属することは、まったくwin-winではない。lose-loseの極み乙女である。その事実は、嫌というほど理解できた。

 

しかし、立ちはだかるのはマネーの壁である。大学生の暮らし、其れ即ち金欠との戦ひ。私は考えた。

 

もうこうなったら、一人で金儲けするしかない!!

 

一人で金儲け。その術を求めて、私はグーグル先生にすがりついたのだった。

すると、出てくる出てくる。「在宅で月〇万稼ぐ!フリーランス生活」「パソコン一台でできる仕事!ライター募集!」

 

フリーランス。とろけるような、甘美な響きである。特に「リーラ」の部分が、言葉全体にたゆたうような流れを演出しており、実に心地よい。

迷う間もなく、私は「フリーランス」の「ライター」となることを夢見て、サイトに登録したのであった。スタバで優雅にMac(持ってないけど)を開き、シナモン入りカフェラテを片手に、労働新時代の旗手として誇らしげに仕事をする。そんな自分の姿が、私にははっきりと見えていた。

 

 

あれからもう1年半以上が経つ。あの頃の私は、よもや想像もできないだろう。1年半後の自分が部屋に引きこもり、ボサボサ眉毛にヨレヨレ部屋着で、激安インスタントコーヒーをお供に締め切りと戦っているなんて。